2009年1月「ぷれし~ど」さんのよろこびだね通信に
 当店へのインタービュー記事が掲載をされました。

 
ぷれし~どさんは<友を呼ぶ>シリーズ(財布・名刺入れ)の総販売元で
 小林正観さんの講演会を毎月主催されています。








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【ありがとう書店さん・メールインタービュー】

 前号よりはじまりましたインタビューコーナー。
 まさかの第2回目をお届けできることとなりました。ありがとうございます。

 今回、快く取材に応じてくださったのは、新潟で、うたしショップ「ありがとう書店」を営まれている、
中村聖治さんです。
 「ありがとう書店」さんは、書籍のお取り扱いのほかに、うたしグッズも豊富に取り揃えているお店です。
店長・中村さんの温かなお人柄と、迅速・丁寧な通販が好評で、電話予約をすればご来店も可能です。

 ※「ありがとう書店」さんのHPはこちら ⇒ http://www.thanksthanks.net/


 
 ぷれし~どは、<友を呼ぶ>シリーズ(財布・名刺入れ)の総販売元として、全国のうたしショップさんへの卸売もさせていただいています。「ありがとう書店」さんからも、毎月たくさんの有り難いご注文をいただき、日頃より大変お世話になっています。

   今回のインタビューは、メールにてこちらの質問にお答えいただく形となりました。
 店長・中村さんのお人柄を感じながら、どうぞお楽しみください♪

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質問1:2003年の夏に正観さんをお知りになったとのことですが、最初に本を読み、CDを聴かれたとき、正観さんにどのような印象を持ち、何をお感じになりましたか?

中村さん:2003年7月23日に、正観さんの本、『お金と仕事の宇宙構造』を紹介するメルマガが届きました。
衝撃的でしたね(笑)今までの、頑張って、必死になって、努力する・・・という価値観からみれば、全く違う世界です。
私は営業職が長かったので、自己啓発やビジネス書を、それこそ本屋が出来るくらい買っていました。
しかし正観さんの本は、今までに読んだことのない話だらけでした。この人はただ者ではない、と直感しました。
車で移動する時は、講演会CDを繰り返し聞いていました。延べ1000時間以上聞い たと思います。

質問2:一気に正観さんワールドに引き込まれていった理由(グッときた言葉や お話、きっかけとなった本やCDなど)は、具体的にございますか?

中村さん:当時私は、2回連続で会社に頼まれて退職していました。そしてようやく就職した会社です。
またクビになったらどうしようという不安がいっぱいでしたね。しかし正観さんの話を繰り返し聞いて不安が無くなりました。

例えば、
「人生はすべてシナリオが決まっている」
「喜ばれる存在になる」
「目標は持たず、ただ頼まれ事をするだけの人生もOK」
「過去も、今も、未来も全て受け入れる」 ・・・などです。
これらの考え方を受け入れることで人生が楽になりました。
案の定、また会社から辞めてくれと頼まれました(笑)これもシナリオと受け入れました。

質問3:逆に、つっかかった(理解しにくかった)見方・考え方・捉え方などはございましたか?

中村さん:根が素直なので特にありません(笑)

質問4:正観さんをお知りになる前と後で、「自分のここが変わった」とご自身でお感じになる部分はございますか?

中村さん:将来の心配と過去の後悔がほとんど無くなりました。何があっても「シナリオだから」で済みますから(笑)全て受け入れるだけです。
また誰に何を言われても気にならなくなりました。
それが「事実」なら、事実なのだから腹が立たない
それが「事実」でないなら、事実でないので腹が立たない
正観さんの教えを実践しています。

質問5:トイレ掃除がご趣味の中村さん。「そ・わ・か」のほかに、心がけていらっしゃる実践などは具体的にございますか?

中村さん: 不平不満・愚痴・悪口・泣き言・文句を言わないこと
人をほめること
頼まれ事は断らない
・・・などです。

なかなか実践や継続ができないこともありますが、未熟なのだからそういうこともあるよねと、やわらかく捉えています。修行ではないですし、自己嫌悪が生じるほど完璧にやろうとしなくていいと思っています。

質問6:「ありがとう」にまつわる “う・た・し” なご体験や、奇跡のような感動のお話などはお持ちですか?

中村さん:宝くじに当たったとか、すごいことが起こった、ということはありません。
ただ自宅で古本販売業とうたしショップをやり、生計が成り立っていること自体が奇跡でありがたいことと思っています。
また兼業主夫として下の子の保育園への送迎や家事をしていても楽しいです。数年前から考えればまさに奇跡です。

質問7:正観さんとのご縁が生まれてから3年後の2006年、うたしショップをオープンなさいますが、何かきっかけのようなものがあったのでしょうか?
うたしショップを始めようと思われたときは、どのようなお気持ちでしたか?

中村さん:2004年6月に最後の会社を退職しています。その後、失業中の食いつなぎに、インターネットのショッピングサイトで古本の販売を開始しました。
2006年当時、正観さんの本はインターネットでとても人気がありましたので、少しは売れるだろうと思い、2006年7月にうたしショップをはじめ、半年後に現在のホームページを立ち上げました。
今から思うと古本店からうたしショップへ自然に流れてきた感じがします。

質問8:書店として独立なさる前の会社では、どのようなお仕事をなさっていま したか?

中村さん:自動車部品会社のエンジニア、住宅・損害保険・法人向け審査登録サー ビスの営業を転々としています。営業職が長いですね。
最後に勤めた会社は印象的です。入社初日、私が上司に、「当社の社風は?」と聞いたところ、「ん~、弱肉強食だな」と言われました(笑)目が点です。完全な外資で社員の入れ替わりも激しかったです。1年頑張りましたが、最後は私も「肉」になりました(笑)
どの会社も採用してもらい感謝しています。

質問9:前の会社と、うたしショップの運営との間で、何かご自身のお仕事に対する姿勢として、精神面でのギャップのようなものをお感じになったことはございましたか?(例えば、努力,頑張り,目標,数字(売上),効率,競う,比べる,争う・・・など)

中村さん:飛び込み営業を何年もやっていました。毎日断られ、成績も上がらず、精神的にも辛かったです。将来も不安でしょうがなかったですね。
当時こんな事がありました。営業に疲れてファミレスに入ると、奥さま方が楽しそうに談笑していました。それを見て腹が立ったことがあります。
理由は、「自分はこんなに頑張っているのに・・・」です。もちろん今同じ光景を見れば、「楽しそうだな」です。
自分の為だけに仕事をしていました。ストレスも大きかったです。
今は頼まれ事(注文や落札品の発送)だけです。ストレスはほとんどありません。
あとはいかに頼まれやすいショップになるか、喜ばれるにはどうすればいいか、それだけを考えています。

質問10:HPを拝見するだけでも、見やすさや品揃え、そして様々なご案内の言葉ひとつひとつから、中村さんがお客様本位でお仕事をなさっていることが伝わってまいります。
迅速で丁寧な発送といった実務面でのサービスのほかに、うたしショップを運営する上で、特に接客に関して日々心がけていらっしゃることはございますか?

中村さん:ホームページでは、「お客様の知りたい情報」を掲載するように心が けています。
またホームページだけで多くの注文が完結しますので、商品が届くまでお客様を 不安にさせないよう、気を配るようにしています。

質問11:「お客様の声」からも、中村さんがお客様にとって喜ばれる存在であることがよく分かりますが、いただいたお声の中で、特に嬉しかったお言葉や、印象的だったご意見などはございますか?

中村さん:お子様に障害があるお客様からのお手紙が印象的でした。
『知って楽しむ情報集』の中の、「障害児が生まれる家庭」(p.110~)を読んで、“私はだめな母親”という自責の念から解放されたそうです。そして子供さんに親として選ばれたありがたさに気づかれたそうです。
お客さまの熱い想いがつづられたお手紙を読んで、うたしショップをやってよかったと思いました。

質問12:うたしショップをオープンなさって以降、このお仕事に携わって得られた、現時点で最大ともいえる “学び” や “気づき” は、どのようなことですか?

中村さん:どうやったら稼げるか、儲かるかを考えても、ダメみたいということです。「お客様」に喜ばれるにはどうしたらいいのだろう、もっと喜ばれるサービスはないだろうかと考え、実践することの重要性と楽しさに気づきました。
また「お客様」を、「家族」・「友達」・「会社」・「上司」・「取引先」・「目の前の人」・・・などに置き換えて実践したいと思っています。

質問13:決して他店さんと比べるわけではないのですが、「友を呼ぶ財布」につきまして、ありがとう書店さんからは桁違いのご注文をいただいています。
ズバリ、これだけの数を仕入れて販売することができるのはなぜでしょうか?・・・ついつい、何か効果的な方法やとっておきの秘策があるのでは?などと思ってしまいます。
秘訣があれば参考にさせていただけると嬉しいです。

中村さん:一番難しい質問ですね。
運がよかったからだと思います。

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 ご返信いただいたメールを読み終えた瞬間、「中村さんにお願いして良かった~」 と、とても温かな気持ちになりました。  中村さんはメールに、
「 “就職難でお困りの方への手紙” のイメージで書きました。」
・・・と、お書き添えくださいました。
 貴重なご経験をお聞かせいただき、感謝の気持ちが尽きません。
 お仕事をなさっている方も、そうでない方も、ご自身の状況や人間関係などに落とし込みながら読んでいただくと、感謝にあふれた中村さんのお話の深さから、キラリと光るヒントの数々を感じ取っていただけるのではないかと思います。
 同じうたしショップのお仕事に携わる者として、このような機会をいただけたことに、心より感謝いたします。中村さん、本当にありがとうございました。

(終わり)


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